意地悪同期にさらわれました!
私から彼の唇に口づける。
私も……私もよ。
好きだと気付いてしまった瞬間から、ずっとこうしたかった。
あんたを私の好きに感じたかった。
何度、抱き合っても止まらない欲望。
東吾の長い指が、私の身体をゆっくりと這っていく。
私は彼の唇を思うままに貪るように感じる。
東吾さえこうしてくれるのなら…後は、何もいらない。
「…ん…」
「…秋穂……」
触れ合う度に……好き、が溢れてくる…。
「ね…ぇ、……いつでも…私を、好きにして…いいから、
他の女に…しないでよ…」
「他の…女?
全く……。
またアホな心配を……。
まあ、……頼まれても…ないな。
今は、……お前しか、…いらないから」