意地悪同期にさらわれました!
……フン。
何とでも。
その最低な男に惚れたのはお前だろ?
…バクパク。
……ん?続きか?
再び秋穂の口を見つめる。
……(あ、い、し、て、る)
…………。
一瞬、固まる。
や、ヤベェ…。
だから、これから仕事だってば!!
次のプレゼンも、ぜってぇ負けねぇからな!!
俺はフッと微かに笑いながらデスクに座り、カラーサンプルを開いた。
……強気で生意気な女も、
退屈しなくて、いいかもな。
今夜は強気な彼女を蕩ける程の愛で包んでやろう。
そしたらきっと、俺にしか見せない、
可憐で可愛い顔になるはずだ。
ああ、楽しみだ。
これからもぜってぇ離さないから。
―――いつまでも、
俺だけの、……秋穂でいて。
お前が本当に
好きだから………。
大嫌いで、生意気で、クソムカつく…
秋穂が
…大好きで、可愛くて、愛しくて…
堪らない。
…これからも、仕事も、気持ちも
ぜってぇ、負けない。
――俺は心の中でそっと呟いた。
『ばぁか!!
俺様と張り合おうなんて、
百億年早ぇんだよ、クソゴリ子!!』


