小悪魔オンナの愛し方。
彼女はまるで、天使のような。
――――こんな出会いがあるのだろうか?


「出会った時から、運命を感じた」


のちにそういったら、キミは照れくさそうに笑っていたね。


本当なんだよ。


初めてキミを見たとき、
キミの周りがキラキラ光って見えて、

あまりにきれいで

あまりにまぶしくて

普段から無愛想な僕は
さらに無口になってしまった。



「初対面から嫌われたのかと思ってたよ」

のちにキミが教えてくれた。


今でも覚えているよ。
初めてキミに出会った時のすべてを。


肩まで届く柔らかそうなブラウンの髪の毛

ちょっとパツパツだった黒いパンツスーツ

BGMはGReeeeNの「キセキ」
(なんてぴったりなんだ!!)

泣き出しそうな空の色

雨上がりのにおい

キミの笑顔。



一つだけ覚えていないことがあるんだ。

キミが僕に初めて話しかけた言葉はなんだった?

キミが口を開いたところまでは覚えているけど、
発した言葉を全く覚えていないんだ。

あの光景だけが目に焼き付いて、
まるで無声映画のように僕の頭の中で
何度も何度も再生される。


何度も何度も

キミに恋してしまう。

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