Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
10月30日 後日談



失われた物語、前編から読み返してます。長い…長すぎる…クライマックス多すぎる。既に300頁くらいで、自分で書いた文章に食傷気味。新聞小説なら良いけどね。なんか辻褄…合ってるよな。エピソード放置とかやってるよな。深刻過ぎる。こんな深刻なのによくみんな生きてるな(いや、生きてないし)。

登場人物に固有の名前を付けない縛り、句読点を三点リーダ(…←これ)しか使わないという変な縛り、など下らない実験を自己満足的にやり続けたり。迷惑だよなこれ。読みにくいし。

途中でヤツの物語が始まった時は愕然としましたよ。ここで物語るか…お前…。でもキャストの中ではこのパンク野郎が一番好きかもね。主人公である弟くんは多分私の想像の中でもあんまリアリティないんです。兄貴のほうがまだわかる気がする。弟くんは勝手にキャラ的に育って、眺めてた。私の周りの男子って、家族も親戚も寡黙なタイプがいないんで、割と寡黙な男子高校生っていうのの気持ちがよくわかんねーんです。

実はこの主人公君、ビジュアルのモデルがいるんです。小学校の頃同じクラスだったイケメンT君。子供っぽくて目がでかくてやんちゃで可愛かったんだよな。悪ガキでクラスの人気者で私のような一匹狼とは接点薄かったのに、なぜかたまになつかれてた。ちょっとほんのり甘いかんけーだったかもね。身長高い私のほうがお兄さんぽかったけどな。クラスでは男扱いされてたんで、手加減なくいきなり背中に全速力で飛び乗ってきたりとか、猫だな。で、そのまま全速力で背中にそいつを背負ったまま走るのがデフォだった。「行っけぇ〜!!」とか言われて。あれはなんだったんだろう…思えば幸せな日々だった。

さて、あとはイギリス時代の彼の物語だな。ショタ趣味の変態ドMバイオリニストに11歳で買われて孤独で淫靡なロンドン暮らしが始まる。彼のバイオリンで音楽に目覚め、彼の指でエクスタシーに目覚め、憎しみと恋慕の中で一人前のドSに成長するっていう。
ドMの英国人音楽家か…また変なお題が(遠い目)。ハーフにするか。吸血鬼とか?先天性の病気、いいねいいね! ああ、少年の彼を家庭教師とかと絡ませたい。それをこっそりのぞきながら自分を慰める変態バイオリニストとか書きたい。ええ〜? そこですか? 初の三人称小説になるかな? 神目線は不得意なんだが。やはり縛りはないと萌えません。三人称縛りってか。ほんとやめてくれ。不得意なんだよ。今度も登場人物の名前はなさそうですが。なんか昨今の複雑怪奇な人物名に食傷気味なんす。“平等院鳳凰”とか“卒塔婆九曜”とかみたいな(笑)。ローマ字でも横溢は否めない。エリダナス・ロビステルテラル…ぐおー!(←いませんよ、そんなキャラ)





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