Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
12月22日 冬至



昨晩、シリカゲルの中から取り出したケータイはちゃんと稼動した。

本日は冬至である。
気功的に言うと、陽気が最も少なくなるのが冬至。だがこの日から一陽来復と言って、陽気は少しづつ増えてくる。何事も「陰極まれば、陽転する」の例えの通りである。

最悪の状態でも、それが本当に最悪ならもうじき良い方向に転じていく。結局この世は固定されてない。泣こうがわめこうが、陰陽を繰り返して、万物は流転する。何回もそれをも繰り返してくると、良いことと悪いことの価値が曖昧になってくる。ぐるぐる回ってると虎がバターになるみたいに、融け合う。自分が流転の中心に居ることをわかってしまう。それ以上に、自分が流転であることも、流転を見ているものであることも自ずとわかってしまう。

最悪を最悪と意味付けしているのはなにかの価値を決めているからだろう。価値の違いから、最悪の顔はみなそれぞれだ。だが、それは生理的な生死の感覚に彩られていることが多い。

今日は近所にオープンしたカレー屋に行って、旦那とランチを食べるはずだったが、オープン直後で満席で待っている人までいて結局後日にすることにした。これも解釈でどうとでも言える。「人間万事塞翁が馬」。物事にいちいち吉凶を言うのは虚しいことだってね。まあ、それをわかっててなんでも好きに言えばいいんですが。





< 151 / 367 >

この作品をシェア

pagetop