Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
6月9日 筋肉ふぇち




歩いて5分ほどの場所に市営のスポーツセンターがある。今まであまり用事がなかったので眼中になかったんですが、旦那が運動不足解消&ダイエット目的で筋トレに行くというので、一緒に行ってみた。

トレーニングルームにはダンベル、ランニングマシン、エアロバイク、筋トレマシン、体重計、血圧計などが装備されていて、ストレッチ用のエリアが2ヶ所もある。これが全部税金で購入されたのかと思うと、俄然「元取ってやるわ!」的な気合が自然に入ってくる。

小さい頃から雲梯、登り棒、鉄棒のようなものが好きで、しかも走るのが好きだったため、小学生の頃から筋力があった。参加した部活は小中高通じて、ほぼ筋トレありの部活。鍛えればすぐに筋肉が増えるので、腹筋の筋隔は割れ、上腕二頭筋、三角筋、腓腹筋、大腿四頭筋あたりが見事だった。ナルシストな私は、自分の筋肉が増えるのは陶酔感があった。

自分が筋肉フェチだと気づいたのは、ある男とセックスした時に、そいつの肩から背中にかけての筋肉があまりにもかっこよかったので、それを見てイッてしまった時でしょうか。自分の筋肉が好きなのは知ってたが、他人の筋肉も陶酔の対象だったようです。交際範囲のカテゴリー上、そういう綺麗なマッチョとお知り合いになるのも多くはなかったし、その中でもセックスまで行くというのはほとんどなかったのも、そういう趣味があったことを発見するのが遅くなった一因ではある。サブカルチャー系の割に肉体派というのは居るっちゃいるが、そうそう出会わない。加えて鍛えて筋肉が美しくなるというのは、体質にも寄るかなとも思う。そんなに美マッチョの率は高くない。

ま、そんな話をちょっと前にしたりしたのが、旦那が筋トレして脂肪落として筋隔割るかって気分になった原因のひとつらしい。旦那はもともと特殊な事情で小さい頃から古武術の稽古を父親からハードに施され、異常なほど筋肉が発達している。しかし食うのが好きで、好きなだけ食うことを続けていたら、20代後半には100kgの筋肉デブになり果ててしまった。やたら強い武闘派筋肉デブではあるが。私はそのデブの最高潮で出会ったので、是非、その脂肪の下に埋もれている筋肉を拝んでみたいと思っている。とりあえず3年かけて22kg落とした。現在78kg。標準サイズになりかけてる。腕なんかはかなり筋肉のパーツがくっきりしてきた。長指伸筋と腕橈骨筋の境目なんかは、遠目に見ているとうっとりする。

トレーニングルームの入り口付近に握力計が置いてあったので、久々に測ってみる。以前は30kgそこそこだった。これは女子平均くらい。だが、今回測ったところ、なんと両手とも10kg増の40kg。一体いつこんなに発達したんだろうか?馬齢を重ねると馬力もつくのか…。




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