Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
6月30日 折れる瞬間がいい




いろいろなドラマ(実写もアニメも舞台も含めて)を見てきて、最近、自分のツボのひとつが『気の強い人間が心折れる瞬間、とその後』ということを自覚した。

この、折れる瞬間と、その後の呆然としながら打ちのめされているのが、もうエロくてエロくて悶えてしまう。虚無感で焦点のなくなった目でぼんやりどこかを見ていて欲しい。もちろんなにも見ていないのだが。

そんな登場人物の友人でも知り合いでも通りすがりの人でもいいが、その様子を察知して、そいつの心の隙間に乗じて慰めに犯しちゃったりするとなお良い(←何が「なお良い」だ)。で、犯されちゃった方も「どうでもいいや」とかではなく、これで何かが埋まるわけじゃないがダンケ(←なぜドイツ語?)、的な干からびた感謝みたいなのが欲しい。

んで、そこから始まる恋、みたいなのがあるといいなぁ…と、この前から妄想している。なぜだ(笑)。そんなことを考えていて不意に思い出したことがある。

10代の頃から、或る固定した夢のようなイメージがあって、それは若くて信仰深いキリスト教の信者で(自分のことらしい)、信頼していた教会の年上の聖職者達に騙されてまわされてボロボロになって、神にも教会にも聖職者にも幻滅し、絶望感に打ちひしがれて断崖絶壁の上から海に身を投げて自殺するが、うまく死ねなくて助けられちゃうのだが、その目を盗んで何度も自殺未遂を図るも、助けてくれた人が世捨て人のような若くて孤独な変人の男で、そいつはその子の折れて絶望した心を助けるために未遂するそのたびにその子をかなりドSに抱くという、そして、その絶望感の中でそのドSな変人との関係にのめり込んでいくそういうお話。長っ。

このイメージが快感だというのはどんな潜在意識なんだろう。いまだに意味がわからない。過去世のイメージでも引きずっているんだろうか? だが、抜きネタになるほど自分にはエロいイメージだった。しばらく何年も忘れてたけど。

ただわかっているのは、この断崖絶壁がイギリスかアイルランドの荒野のどこかの海のある村だか町だってこと。写真やドラマなんかでそういうブリテンの海岸線を見ると、おおっ〜てなる。なんかザワザワするんだよね。

このイメージもどっかイナフに入ってる気もする。みんな海に身を投げるからね。でもこの自殺未遂するやつは16歳くらいの乙女なんだけど。






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