Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
12月19日 『東京喰種:re』1巻



 昼下がり、近所の新しいコーヒー専門店でコーヒーを飲みながら(そりゃここはコーヒーだろ)東京食種reの2度め読んでた。明日も読むかもな。何度読んでもときめく。なんだこの期待を裏切らない品質は。いや単に好きなだけだよ。好きなんだ。

 おかえり、みんな。

 新刊の喰種:re読みながら、凛として時雨聴いてたらこんな気分になった。折角なんで書き留めておく。そしてもう日をまたいでもう12月20日。金木研と有馬貴将の二人の誕生日だ…そうだね、同じ誕生日の君たち二人の愛に捧ぐ。




『同じ日に』

血管と神経で織りなす指先を
宇宙にそっと浸してみる
静かな音が舞い降りる浜辺は
粉雪に満たされて星も数えられない

夢現のような透明な色に
幻だと知っていても溺れる

二人の間にある細い糸を
神経と血管が取り込んでいく
指先がつながってしまうよ
もう離れられなくてもいい

切ってしまえばいいのに
もう痛みすらそこに生じて
痛みを感じる瞬間さえ
二人が同時に振り向いて

戸惑うのもつかの間
居場所がない
君がいない

狂っていく? 狂っている?
もう遅いね、戻るには遠すぎる
首を傾げて困ったように微笑む君
血まみれで口づさんだ詩が綺麗だった

僕が見ているからもう寝てしまえよ
罪を問うことをここで食い止めよう
君のために君にために君のために











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