Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
9月15日 2年以上前に書いた詩



『ありふれた崩壊』


付加価値のない愛を基本に
僕は日々を巡る

真の平凡さはとどのつまり
滅多に手に入らない
それは野生の大豆みたいに
ありふれているのに
ありえない

暮らしにあふれかえる数奇と波乱
平穏さと普通さが幻のようだ
価値はなにもかも曖昧になり
数奇も波乱も日常ならそれが平凡だ
愛に付加価値がないなら
波乱や数奇にそれがあるわけがない
空気のように当たり前に呼吸する
空気がない場所でさえ
愛は充満している
小さな部屋の窓から差す日の光
夢のようだ
夢だから、ね





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