Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
2017年1月1日 あけおめ&初暗黒詩



 あけましておめでとうございます。本年もよろおねです。新年の朝っぱらから詩を書いたので初お披露目です。通常運転ですが、ちょっとおめでたい感じもするでしょ? (←しません)


『そこにある』

壊されるにも愛が要ると思いますか?
僕にはわからない
だからこんな風に行きずりの君を僕は選んでしまう
声を掛けたのは君
選んだのは僕
だからいいの
ぜんぶぜんぶ僕のせい

だけど愛がなかったことがあったかな?
僕は考える
こうやって名前も知らない君の身体の下で
汚い部屋の擦り切れたベッドの
軋んでるスプリングの音も
痛くて苦しくて泣いた涙さえも
殴られてついた跡も
体液にまみれたドロドロの肌も
なにもかもなにもかも

翌朝ゴミのように捨てられてた
その霜の降りた路上に
僕はキスをした
ただ倒れてただけかも知れないけど
多分それはキスだった
そう感じるんだ
君にするはずだったそのキスを
僕がなぜそうしてるのか
僕にはわからない

名前も知らない君がまだ
その道に立っている
まだ君の味が残ってる唇
それがいまのすべて




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