Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
2018年1月25日 雪が降った



 あけましておめでとうございます。
 さむいですね。お久しぶりですね。
 
 もう大寒ですからあけおめじゃないな。
 寒中お見舞いです。

 先日インフルエンザA型に罹り、初めてイナビルって粉薬を吸いました。今日は氷点下で雪も降り、病み上がりで仕事から帰ってきてアップルタルトを食べながらアップルティを飲んでます。ヘロヘロです。書きながら凛として時雨の新譜を聴いてます。良いなぁ。
 雪が降ったので、前に書いた冬の詩を再掲します。かつて新潟の沼垂にあった粉雪亭というティールームがモデルといえばモデルかなぁ。でもこのカフェは私の脳内のカフェに近いです。



『雪見カフェ』


ひんやりと唐突に
思考の空白に雪が降る

ちらちらと切片が
冷たさかあたたかさか
判別のない夕暮れの空気に
まぎれ、消える

やまない…やまない…

静かに降り積もりながら
僕を囲み封じ込んで
いつの間にかかまくらみたいに
守られたような安全な部屋

中は暖かい
少し赤い指先
滲んでいる涙と
詰まりかけた鼻
夜が進むのに
暗闇を明るんで雪明り
街灯がいつもより
幻想にまかれて煙る

そうだね
甘い香りがいい
バニラとか
桃とか
紅茶の中に溶かしたい虚無とか
絶望とか
いいね
五感しか頼れない今夜
雪を見ている
厚い木のテーブルに寄り添って






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