Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
10月19日 舌を噛む



とりあえず
平沢進の『LEAK』なんか聴きながら


先日舌を噛んだ
死のうとしたのではなく
食事中にいきなり
舌の中心辺りをザクッと
自分の奥歯でやってた
普通の人だったらこんな場所は
絶対に噛まない
舌の端は噛んでも真ん中は
噛みようがない
だが私は噛むのだ
しかも今回は滴るほど
血が溢れてきた


曲が『goes on ghost』へ移行
P-MODEL時代の名曲


4年ほど前、意識の飛躍があり
それ以来、言葉にすべきではない
なにかを言おうとすると
舌が一瞬で捻れ、舌の真ん中を噛む

食事中に旦那の話を聴きながら
彼の人生の運命について考えていた
そのさなか舌を噛んだ
口の中に溢れてくる血の味と
生ぬるい液体の感触に
鏡で見てみると、血染めの舌の先に
滴る血のしずく

言っちゃいけないことはある
それが正しかろうと
間違っていようと
言葉にしてはならないことがある


新生P-MODELでのアルバムの1曲
『WIRE SELF』


言葉を正すのは剣の働き
風=言葉=剣
wind・word・sword
まるでアナグラムだ
ゆえに私の舌を貫くのは
自分の歯で
歯は刃なのだ


最後に泣くほど好きな
『Cyborg』

“諦めに行こう!”










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