3年分のキス
「うん、おはよ」
彼の笑顔にきゅんとしながら
わたしも笑顔になって言う
彼の腕がわたしの髪に触れる
そしてわたしの頭を自分の顔に近づける
短いキスをすると、たかおちゃんは起き上がって着替えを始めた
こんなにかっこよくて優しくて
かわいくて大人で紳士的で
わたしのことだけを見てくれる人と結婚できるなんて
数年前には想像できなかった
わたしは両親の言いなりになって生きていくと思っていたから