☆ 女芸人とアイドル ☆
俺の声に振り返った雪乃たち。
雪乃はキョトンとした顔で俺のほうを見ている。
もしかして変装のせいで誰だか分かってない?
俺は深く被っていたキャップを少しだけ上げる。
「…俺」
「亮介!?」
「亮介さん、何でここにいるんすか?」
隣にいたスタッフもかなり驚いている様子。
「ビックリした~~! ヤバイ系の人かと思った」
「そんな風貌かよ、俺」
「だってキャップにサングラスなんて怪しすぎ。それにどうしてここに?」
「見送りにきたんだよ」