マシュマロ男子
第1章

*幼馴染み


ピピピピピ―
時計の音が鳴り響く。

〈現在の時刻6時15分〉

私はぐーっと背伸びをして
カーテンいきよいよく開けた。

「はぁーっ!今日もいい天気だ。」

爽快な青空を見て私は窓を開けようとした。

おーっと待った待った
安全確認をしないとな!!

私は外を見回した。

前方に敵を確認
今日も呑気に花に水やりをしている様子

「奴に関わると厄介だからなぁ」
私はボソっと呟いた

その厄介な相手と言うのが
そこの庭で花に水をやっている敵のこと。

奴の名前は白石冬馬
幼馴染みでおまけに同じ学校に通っている。
学校では「王子」と皆が呼んでいる。
まあ容姿はそこそこ良い部類に入るのだろう。

なぜかは知らないが私はコイツに
好かれている

全くはた迷惑な話だ…。
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