追憶〜逢いたい人へ〜

告白…


お風呂からあがり外に出ると、雨はもう止んで綺麗な星空に綺麗な月が浮かんでいた…。



コテージに戻る途中、牧野が、


『ねぇ…千代と伊勢谷ってどういう関係なん?』


と、不思議そうに聞いてきた。



『…んーっ…どうなんだろう…。あまり考えたことないなぁ……。』



『それって変だよ!付き合ってますってオーラ出てるよ。』


『そうだよ…。ほんとは付き合ってんでしょ?』

麻美まで疑いの目で言う…。



『だから違うって!』


かなり焦って早口になる…。



そんな私に、


『じゃあ、伊勢谷に好きな人がいたら応援できる?』




考えもしなかった牧野の言葉に、声が出なかった…。



ただ、できないかも………

って思った。



でも、


『で…できるよ……、たぶん………。』


また強がりの癖が出てしまった……。



『じゃあ、後で聞いてみよっと!!』


牧野は私を試すように言った。
< 42 / 297 >

この作品をシェア

pagetop