夢幻双子
【宮】




夢から覚めた真星は、早朝から宮に行く準備を整える。



体の方はもう何ともないようだ。



宮に行くには身を清め、それなりの格好をしなくてはならないので、はっきりいって真星は苦手だった。



それなりの格好は未だに人に手伝ってもらわないとできないからだ。




「姉様、おはようございます。お体の方はもう宜しいのですか?」



「もう大丈夫。すっかり良いみたい。昨日の薬が効いたのかも。」



そう言って真星は極上の笑みを浮かべる。




「真赫…お前は行かないの?」



「ええ、私は巫女ではありませんから。
気をつけていってらして下さい。」



「うん、行ってくるね。」




外に出て息を吐くと白かった。



霜柱がサクサクと音をたてる。



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