秘密な彼氏
「あやめ?」

名前を呼んだ隆志に、私はふとんから顔を出した。

「…何してるの?」

「かくれんぼ?」

「聞かないで欲しいな」

そう言って苦笑いをした後、隆志はズボンと下着を脱ぐとふとんの中に入った。

「よかったの?」

私は隆志に聞いた。

「そりゃ、当たり前でしょ。

あやめと一緒にいたいんだから」

「――あっ…」

隆志の指が敏感なところに触れた瞬間、私の躰が震えた。

「全く、毅兄さんは邪魔するのが上手なんだから」

「ひあっ、あっ…!」

彼の指に感じてしまって、まともに返すことができない。
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