秘密な彼氏

ごめん、理性の限界

「隆志、起きて。

もう8時過ぎたよ」

隆志の躰を揺すった私から逃げるように、
「――うーん…」

隆志は寝返りを打った。

やれやれと、私は息を吐いた。

全く、朝8時に起こしてって言ったくせに…。

仕事は10時からだけど、昨日隆志に8時に起こすようにと言われたのだ。

「んー、おっぱい大きい」

「どこさわってんのよ!」

いつの間にか胸を揉んでいた手をピシャリとたたいた。

全く、油断も隙もありゃしない!
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