秘密な彼氏
何だかんだで終わったこの時間に、私はホッと一息ついていた。

「じゃあな、あやめ。

北川くんと仲良くな」

パパが私に言った。

「もちろんよ」

私は首を縦に振ってうなずいた。

「北川さん、あやめをよろしくお願いします」

ママが隆志に言った。

「はい、娘さんを大事にします」

隆志が首を縦に振ってうなずいた。

パパとママがタクシーに乗った。

2人を乗せたタクシーは発車した。

タクシーが見えなくなるまで隆志と一緒に見送った後、
「えっと、何で?」

私は聞いた。
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