ようちゃんのばか

 水の幽霊のような

 声でした。投げだ

 したつま先のあた

 りに置いたブリキ

 の鍋に、足を止め

 ることのない人々

 が眉をひそめなが

 ら、うすっぺらな

 硬貨を放りこんで

 いきます。
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