バスケより一番に
それよりさっきから気になる事あるんだけど…
「あのさ、小柴君…」
「何ですか?」
「腕……放してもらっていいかな?」
「あっ、すいません」
「いやっ、別に大丈夫だけど…」
「……」
「……」
気まずくなっちゃったな…
「……じゃあ俺先に入ってますね」
「うっ、うん」
何だろう、さっきから胸の辺りがうるさいし
「掴まれた時の感覚がまだ残ってるよ…」
この時初めて小柴君の事を後輩ではなく男の人だと意識した。