結婚→恋愛
「っ嫌!何すんの!?」





あたしのシャツのボタンをひとつずつ、はずしてくこの男。






「俺のモノにならないなら、誰のモノにもならないようにしてあげる」






そう言って、また、気持ち悪く、ニヤリと笑った。





さっきよりも、何倍も背筋が凍る。




その間もシャツのボタンは開けられていく。





「嫌!やめて!!誰か!!助けて!!」





「無駄だよ。表には俺の仲間が見張ってるし」





どうにか、コイツの手をシャツから離そうと体をよじって見るけど、自由が利かない体は言うことを聞かない。






「もう、やめてよ!あたしじゃなくてもいいじゃん!!」
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