ストロベリーデイズ
私と目の前の子を残されては、どう反応したらいいか分からないじゃない。
ただでさえ、私は今、くそ教師の対策を考えなきゃならないのに。
「あなたも早く行ったら?」
「いいの~、あたしはっ!」
下駄箱に寄りかかり、能天気に笑う彼女を見て、溜め息を小さく吐いた。
「ねー、佐藤さん、もしかしてあの噂のせいで元気ないの?」
「元気ないわけじゃないわ」
あー、もうこの子、私のことなんて、放っておけばいいのに。
「そっかぁ。佐藤さんは、間宮先生が結婚しようと、興味なさそうだもんね!」