30才の初恋
3日間の出張が1週間に延びてしまい、金山さんは先に帰って行った。




3日間も寝ていて、体のあちこちが痛い。




「明日美風呂に入って良いと許可貰ったから、一緒に入ろう。」




え、病み上がりだよ。




今、そんな体力ないし、どうしよう。




「バカ、何一人で妄想してんだよ。一緒に風呂入るだけだから、心配するな。」



もう、恥ずかし過ぎる。




暖かいな、湯船につかりながら目を閉じた。




斗真と向かい合わせに座った。




もう、恥ずかしくはない。




「明日美、愛してる。今もこの先永遠に。」




嬉しくて、斗真の首に腕を回した。




「明日美、それはヤバいって、折角我慢してたのに。」




そのままベットに連れて行かれた。




私も覚悟きめたから斗真と一つになりたい。



斗真、愛してる。




その時電話鳴った。




鳴り止まない電話。



もう、どうしてこうなるのよ!


















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