30才の初恋
斗真の大バカヤロウ、もう知らないぐれてやるんだから。




悔しいけど涙は出ない。




ウェディングドレスのまま控室のドアを開けると、斗真が椅子に座っていた。



「明日美、遅い!」




「なんで、斗真がいるの。」



「明日美を迎えに来た、行くぞ!」




何処へ?




何しに?




ちょっと待って、何で又担ぐのよぉ、あんたはお姫様抱っことか出来ない訳!




荷物じゃないんだからさ。



「うるさいだまれ!」




廊下で円香と兼太郎とすれ違うと、明日美姉頑張れと言われた。




何で助けてくれない訳。




車に押し込まれた。




「金山、早く車を出せ。」




「斗真どこへ「うるさい。」



話そうとする私の口を、斗真の口が塞ぐ。




ぐるじぃ!




息が出来ない。




Help me!








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