30才の初恋
斗真には今日は友達に会うと嘘をついて、藤川様と待ち合わせのお店に来た。




雑誌に乗ったこともある、結構有名な創作料理のお店。



円香に一度連れてきてもらった事があった。




藤川様は個室で、私を待っていた。




「待っていたよ。座りなさい。この店は僕がオーナーをしてるんだ。今店長を紹介するよ。」




店長が若くて驚いた。




「この店はどうかな?明日美ちゃん。」




「建物も落ち着いた感じで素敵です。お料理もおいしいです。」




それは良かったと藤川様が微笑む。




「明日美ちゃんが心配してることを、何でも聞くよ。」




やだ、私顔に出てた?




「清水建設は僕が守る。雪子さんの思うように、させるつもりはない。」




藤川様ならきっと大丈夫だと思えた。




きっと斗真を救ってくれる。




藤川様とお話出来て良かった。

















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