小さな光
タイトル未編集

色のない世界

このころの私には大切なものなんてひとつもなくて


両親にも疎まれるようないらない子


いつも愛想笑いしてた


友達にもそう


ほんとに大切な友達なんていなくて


皆に合わせて笑ってた


それが愛想笑いだって気づかれることなんてないと思ってた


そんな私に大切なものができるなんて


思ってもみなかった



< 1 / 16 >

この作品をシェア

pagetop