彼氏の余命を知ってる彼女。
その死神の瞳は何かを物語っているような気がして──。
それが何を言っているのか私にはわからないけど、私は何故か軽い胸騒ぎがした。
死神の瞳を見て我に帰り私は慌てて涙を拭った。
「また…取り乱しちゃってすみません…。もう少ししたらきっと私、目覚めるんでこのままジッとしてますね」
ヒリヒリと痛む目を無理矢理細めて笑い、私は死神に言う。
…目が覚めた時、きっと私は夢の中と同じく大泣きしているだろう。
これからまた、ヒカルを救う方法を探さなければならない。