彼氏の余命を知ってる彼女。
「ヒカル…っ!やだ…っ!ヒカル!」
最後の一歩を出す瞬間、ヒカルはこちらを振り向き、何かを呟いた。
落ちる瞬間は何故かスローモーションで、ヒカルは崖の奥深くへと落ちてしまった。
私は慌てて駆け寄り、落ちた先を見ながら泣きながら叫ぶ。
「ヒカル!!」
「うぉっ!ビックリした」
体をガバッと起き上がらせると、そこは保健室のベットの上で、その横には椅子に座って目を丸く開けて唖然としているヒカルが居た。
それに対して私は座っているにも関わらず息切れしていて、汗が尋常では無いくらい流れている。