桜ちる

相沢は櫻子に気にしないで
もう何を失っても君だけ居れば良いと言った。

―幸せー
と櫻子は呟き。

―でも仕事は貴方の天職よー
と言った。

相沢を送り出し、昌子に電話をした。
昨日に掃除はしてあった。
食事の片付けだけであった。
涙が溢れた。

何か書き残したいと思ったが、浮かんでこなかった。

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