『好き』なんだよ…






「気づくの遅い。」





 あたしの制服のボタンが外されていて、リボンが下に落ちていた。





 あたしは、とっさに自分の服を手で隠した。






「次は気をつけろよ…。」





 沢村柊は屋上を出て行った。





 もう最悪!! 



 こんな姿見られるとかありえない!! 




 てか、あの男子何しようとしてたのよ!! 





 イライラしながら、制服を直した。






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