こちらミクモ探偵事務所2

「まあね。だから今日の風邪とかもしかしたら喘息かもしれない」

「そうなんだ……」

「オマケにアイツは風邪薬使っちゃいけないし」

「どういう事ッスか?」

気になる発言。
霞はすかさず聞いた。

しかし斗南は一瞬だけ困った顔を見せると、話を他の方へはぐらかしてしまった。

「何だったんだ……?」

誰にも気付かれないように小さく呟く。

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