好きだ好きだ、大好きだ。

少し沈んだ気持ちをひた隠す私に向けられるのは、いつもと同じ、真っ黒な瞳。
それに見つめられているだけでも、もう心臓は限界っぽいのに

「試合あるから、応援しに来てよ」

夏希君が飄々とそんな事を言ってのけたもんだから、もう本当に倒れてしまうんじゃないかと思った。

「し、試合!?」
「おー」
「観に行っていいの? てゆーか、なんで……」

ワタシ?

あたふたとする私を見て、やっと少し笑った夏希君。

「だって、いっつもここでハナちゃんに見られてるからさ、試合中ハナちゃんがいないと落ち着かない気がする」
「――……っ」

な、何ですってー!!
なにそれ、なにそれ!!

だってそんなの、嬉しすぎる。


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