恋愛ざかり




『キャー!ヤバイ〜!奏太様と麗華様がキスしてるぅ!』





叫び声に似てるその声は、リビングのソファから聞こえた。





『友里、うるさいわよ。お客さんがいるんだから、静かにして。』



恵さんはそう言いながら、ソファに近づき、横たわっていた人を起き上がらせた。







『お客さん?え………麗華様?』






友里と呼ばれたその子はポカーンとしている。






< 453 / 602 >

この作品をシェア

pagetop