【完】あたしが君を守るから
「はい――――《ノア!! どこで何やって―――...》
電話に出た瞬間、怒号が聞こえる。
大きすぎる声だから、こっちまで聞こえてる。
まぁた、マネージャー泣かせてんね。
いつものことだから、マネージャーさんが可哀想過ぎるよ。
ピッと通話を終えると、嫌そうな顔であたしを見る。
「歩ー。仕事ー」
「はいはい」
ブツブツ言ってるノアの背中を押して、部屋から出そうとする。
もう運転手さんは待ってるんだから。