Secret Love-こんな恋もありですか?-
とりあえず、ある程度指定された日時に電話しないと、
なにもわからないから、かけてみた。
プルル………
ガチャ
3コール目くらいでやっと出てくれた。
「はーい、もしもしー。」
「自分から電話してって言っときながら…」なんて小声でブツブツと呟きながらも、
頬は緩みっぱなしで、そうとうヒドイ顔をしてるんだろーなと思いながら、返事をした。
「もしもーし。あの…、」
この場合、なんて言えばいいんだろうと考えていると、
「もしかして…新幹線の?」
続きの『ドジっ子チャン』を言わなかったことに関しては感謝しよう。
「そそそ、そうです。」
電話の受話器からハッキリとした言葉で話しかけてくる大智くんに動揺してしまった。