素顔の彼は御曹司!?


あたしは、スーツを眺めながら、絶句した。


洸輝って何者?


絶対に、普通の人じゃないよね?


おまけに、美容院も予約され、ヘアメイクもバッチリ。


あたし、芸能人じゃないんだからさ。


ただの、一庶民よ。


それなのに、この格好は一体何なの!?


「酒も入るから、今日はタクシーな?」


そう言う洸輝に連れて行かれた場所は、またもや高級ホテルだった。




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