†蝶龍†―1―
「きっと薬をやってる族を潰しに来たんでしょうね。
でも外で人が死んでるから不信にでも思ってるんじゃないかしら」
「きっとそうだね。だから慎重に中を進んできてるわけだ。
奏は結構堂々としてるみたいだけど、内心はきっと驚いてるだろうね。」
そういってクスクス笑う由樹は本当に腹黒いと思うわ。
「そろそろ行きましょうか。逃げられても困るわ」
「そうだね」
そう言って天井から組長の部屋の上へと移動した。