†蝶龍†―1―

「次は100mです 出場者は集合してください!」

「あ 俺と奏ですね。行ってきます」

「ん 頑張って。 奏にも言っといて。朝から見掛けないから」

「クスッ 分かりました」



なにが可笑しいのだろうか。



「あげは様、よろしいのですか?紅蓮と一緒におられても」

「星、まだあいつらが必要かわからない。いらないのなら潰せばいいだけ」

「はい 分かりました」



星は周りに人がいなければ敬語になる。



人が居るときはさっきみたいな喋り方になる。



「あげはー!俺ら勝ったぞー!!」

「ん 修司、奈留、魁お疲れ」

「はーい☆ ねぇあげはちゃんその男だぁれ?ニコ」



奈留、後ろに黒いのが見える・・・・



「僕は諸星星ですぅーあげは様の幼なじみですー」

「あげは、こいつが由樹の言ってた奴?」

「そうだよ 魁」



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