あやまち

束縛

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４人で行ったあの旅行から二週間――…



あたしは、ずっと翔太のアパートに入り浸っていた。



という言い方は間違っているのかもしれない。



ほんとは……



そうは思いたくないけれど、監禁されているのと同じだった。



一歩も外へ出ることを許されなかった。



外出するときは、翔太も一緒の時だけ。



バイトへ行くことも許されなくて……



今は夏休みだからいいけれど、あと半月もすれば、また大学が始まる。



さすがに大学へ行くことは許してくれるのかな。



でも、もしかしたら許してもらえないかもしれない。



だって、今の翔太は、あたしが渉と接触することをひどく恐れている。



毎日、携帯もチェックされているんだ。