私が恋愛しない理由。



「兼田くん、"キスアゲイン"とか"百年恋慕"とかなんか恋愛ものばっかの映画の資料持ってたけど、
あやめは"ゾンビパニック"とか"呪怨"とかのほうが喜ぶよ

って言っといたから。

そのうち ゾンビパニックのチケットもった兼田くんが現れるよ」










「ブッッ」






わたしは危うく飲んでいたお茶を吹き出すところだった。







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