きらきら光る夜空の星よ…
そう言うとオッサンは車を走らせた

「あれ??」

「5年前に売り払った車がある…?」

なんとなく家自体にも違和感を感じてきた

こんなにキレイだったかな!?

自分の家なのに恐る恐る入ってみる 空き巣になった気分だった

母はいつも仕事だから昼間は家にカギがかかっているはずなのに 今日はかかっていない

「ただいまぁ〜」

小声でそう言い放つと俺は自分の部屋がある二階へと向かった
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