妄想店長~大人と子供~
「翠さんは海賊でも、女じゃん。」
言いながら貴方は私との距離を縮める。
着かれていた両手に代わって私の顔を挟むように貴方は肘を着いた。
腕一本だった距離は半分に縮まり、貴方の顔が息の掛かる所にある。
鼻先が触れそうで触れない距離。
何でこんな事になっているんですか?
近すぎて貴方の表情を読む事もできない私は、混乱する頭で何度も瞬きをしていた。
「何、パニクってんだよ。これが据え膳食わぬは男の恥ってやつだろ?」