妄想店長~大人と子供~

 貴方に想う人がいても私は構いませんよ。

 私は私。

 こんな顔見せられて諦められる程、私は大人じゃない。

 貴方に関しては子供だと言う事を実感しました。

 欲しいものは欲しい。

 この際、貴方の優しさに漬け込みます。

 貴方が私の気持ちに気付かなくても良いんです。

 ここに、私の側に居てくれるのならば、それが私と貴方の世界になる。

 その為なら何でもしましょう。

 少なくとも貴方は偶に暴走する面白い店長と思ってくれている。

 だったら私はそれを永遠に続けましょう。

 他のバイトじゃ満足できないように時給を上げるのもありですね。

 なんなら大学卒業後は正社員にして差し上げます。

 オーナーはどうにでも言い包められるでしょう。

 そして、私は貴方が居ないと店の事も何もできない駄目店長で居続けます。

 氷の彫刻なんて貴方が作ってくれれば良いんです。

 そんな物、私には作れませんから。
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