俺の妹~エンジェル~
「あ~、良かった。

 間に合ったね。」


「あ、は・・はい!」


理子は翼をまともに見れなかった。


「ん?どうした?

 朝から何かあったの?

 寝坊した?」


「あ、そうです・・・

 後、待ってると思わなくて

 ビックリしました。」


「驚かそうと思って。

 なんてウソ!

 なんか一緒に行きたいなって

 思って。」


「え?・・・」


「今日帰りも会えるよね。」


「はい!」


「じゃあ、帰りに!」


理子は手を振りホームに降りた。
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