自傷に溺れて




八キロとゆうコースを走り

ゴールには休んだ子が

順位カードを持って

『 お疲れ様! 』

笑顔ではいタッチを私に

求め、

「 お疲れ! 」

笑顔ではいタッチし返す。

このとき息切れや

何かで傷のことを忘れて

皆にわざと見せるように

はいタッチしてしまったかも

しれない‥ それは

今でもわからない。




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