幼なじみ~どうしようもなく君が好き~

「俺、気づいてなかった。桜のことは妹みたいなもんだって思ってたし、桜もてっきりそう思ってるんだと思ってた。だけど、違ってた。菜々美は気づいてたんだよな。だから、最近俺のこと避けてたんだろう?」


「うん・・・」


「ごめん、気づかなくて・・・俺のせいで、菜々美も桜も傷つけた」


翔太は何回も何回も謝ってきた。


そんな翔太を見てると、あたしも苦しかった。

< 87 / 209 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop