俺様王子と肉食彼女

クリスマス

クリスマス。


高級ホテルのレストランを予約した。


「君の瞳に乾杯」


「何?キモいんだけど」


唯がひきつり笑いでグラスを合わせる。


「ささ、飲んで」


わたしは唯のグラスにシャンパンを注ぐ。


「自分お酒弱いんだけどー」


唯は20歳になったばかりでお酒があまり飲めない。


「わたしもお酒苦手だから大丈夫」


ー1時間後ー


完全にお酒に飲まれてしまう唯。


実はわたしお酒は苦手だけど、弱くはないんです!


ルームキー片手に唯をお姫様抱っこ。


こういう時だけ怪力。
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