24時間プロデュース【完】
架は此方に向かって歩いて来る途中で、
あたしは立ち上がると架の元へと駆け寄った。
「おはよう」
駆け寄ったあたしに架は笑顔で声を掛けてくれる。
「おはよう」
「ちゃんと眠れた?」
「眠れたけど…、先に起きてたんなら
起こしてくれても良かったのに」
口を尖らせると、
「だっていちる、気持ち良さそうに眠ってたし
起こすの悪いかなーって」
架は頭を掻いてみせた。
「もぉ、架そればっか!
電車の中でもそうだったじゃん!」
てか気持ち良さそうにって…
もしかして。